テレビを見ていて…

「なぜ、“金”じゃなくちゃいけないのか？」

それ以外は本当に意味がないのでしょうか。世界レベルの人と素人との間にはいろいろな意味でかなりの差があるとは思いますが…。

前回の大会でも妹が“金”をとり、姉がとれなかった、という種目がありましたが、その時（確かその選手は帰国後もそうだったように記憶していますが）にその選手はずっとふてくされていました。

そりゃ、悔しいのでしょうけど、残念ながら“世界レベル”の人たちはマスコミに追いかけられます。悔しい思いをしている時にマイクを向けられるのは、さぞかしうざったいことでしょう。でも、その“ふてくされ”を嫌でも見なくてはいけなくなる人がたくさんいます。

団体競技と個人競技の違いかもしれませんが、その一人の姿が回りに与える影響もたくさんあると思うのですが。

「何色のメダルをいくつとったか」ということで全ての価値が決まるような雰囲気はいかがなものでしょうかと思います。まるで子供が通知表を見せ合って、「私の方があなたより“５”の数が多いから勝ち」と言っているのと同じではないかと…。

それから、開会式にあれ程の時間と金を費やす必要があるのか、とても疑問に思いました。お金は他に使わなければいけないところがたくさんあるような気がします。

「東京にオリンピックを！」なんていう話もあるようですが、どうなるのでしょうか…。